鷹山さんの春


奈々緒さん演じる夏海さんに関しては「実は敵方なんじゃ」と思いきやそうでなく相思相愛でした。
しかし、吉川晃司さん演じるキョウイチ・ガルシアに人質にされた後鷹山さんに助けられたのですが彼を守ろうとして銃を手にするもかなわずガルシアが投げたアイスピックが心臓に刺さり鷹山さんの腕の中で息を引き取りました。そこからの鷹山さんの悲痛と落胆ぶりが半端なかったです…*1
ですが彼女を喪い棺の前で落胆している鷹山さんに薫さんが「彼女悲しんでるよ」の一言をかけ叱咤したことで「彼女が見たいのは落胆している姿じゃない、ユージとバディを組んで無茶しつつも立ち回る姿だ」と思いだしたことで彼は立ち直ることができました。また、ラストはニュージーランドで二人で探偵事務所をやっていました。その姿は自分にとって「やっぱりこの二人は一生のバディだな」と思いました*2が夏海さんが望んだ姿だから、というのもあったのかもしれませんしニュージーランド*3に渡ったのも彼女を愛していたからと言えるでしょう*4。その意味では夏海さんの存在もまた重要だったのだろうと思います。
なお、ヒロイン死亡は映画1作目や『またまた』でもあったりしますが前者は敵に殺されたわけではなく心中に近い形なのでニュアンスはちょっと異なるかもしれません。

*1:大下さんですら声がかけられなかったぐらいですから…。

*2:これに関しては闘竜会との最終決戦でも感じました。

*3:因みに劇中で「オールブラックスのファンだから」と述べられていますがこれは中の人ネタ。

*4:ある意味『ワイルドスピードEURO MISSION』でハンが東京に渡ったのと同じ理由かも。